知ってますか?メカノレセプター。地面、平衡覚、足裏の脳
「メカノレセプター」と言う言葉をお聞きになったことはありますか? これは、平衡覚を働かせるためのセンサーになります。足裏のこのセンサーが地面の形状、足の接地面の情報を脳に伝達し、脳から各筋肉に指令を出し、カラダは揺れながら静止状態を作れるようになっています。メカノレセプターが 多く存在している箇所。メカノレサプターから 脳に情報を伝達。カラダは揺れながら 静止状態を作る。
【メカノレセプターの偏り】当方で足底計測器を導入してから3万人の足圧を測定してきました。アナログな方法での測定も含めれば10万人は測定したと思います、触診は40万人くらい診察しています。 結果、メカノレセプターの機能をフルに使っている人はほとんどいません。プロのアスリートや武道家といえども例外ではありせん。 足趾がすべて映らない人、踵に体重が偏って乗っている人、拇指や拇指球に体重が乗っている人は偏ったセンサーを使いながらカラダを動かしています。 これでは本来の力は出ませんし、出せたとしてもそこに辿り着くまでに長い年月がかかります。 さらに、偏ったカラダ使いをしているので特定の部位(筋肉・関節)に過剰に負荷がかかり、故障がおこります。アスリートにとっては職業寿命が短くなることを意味し。努力し時間を費やしても、稼ぐ前に故障で引退することになります。 故障の原因がメカノレセプターの機能低下とは言いませんが、大きな要因の一つであることは間違いありません。偏ったセンサーによる 偏った情報が送られる
【フットコンディショナーの役割】私たちが開発したフットコンディショナーは、本来凹んでる指先部分をより凹ませる目的ことを目的としています。 そして、足趾のMP関節・PIP関節の間に刺激を与え、足趾が屈曲するように出来ています。 足趾を屈曲させるだけで、メカノレセプターの機能が復元し、衝撃力・重力に対抗し、平衡覚が働きます。 メカノレセプターは脳と直結していて「足裏の脳」といえるほど大切です。 「その場で足ふみして柔らかくて気持ちいい」とか「着脱がしやすい」というだけで、靴・サンダル・靴下・インソールを選ばないようにしてください。 体がなぜその形になっているのかを正しく知り、人間が持つ本来の機能を損なわないようにしましょう。